小林製薬社長「痛恨の極み、本当に責任を重く感じている」 19日から補償受け付け開始へ

AI要約

小林製薬は2024年12月期第2四半期決算発表の記者会見を行い、紅麹製品による健康被害問題の経営責任を取り、現社長の退任と新社長の就任などを発表した。

山根新社長は問題について謝罪し、紅麹事業からの撤退を発表した。また健康被害にあった人に対する補償の受け付けも開始する予定だ。

小林製薬社長「痛恨の極み、本当に責任を重く感じている」 19日から補償受け付け開始へ

 小林製薬は8日午後、大阪市内で2024年12月期第2四半期決算発表の記者会見を行った。紅麹製品による健康被害問題の経営責任を取り、8日付で退任する現社長の小林章浩氏と、新社長に就任する山根聡氏らが出席し、問題の現状などについて説明。また、紅麹事業から撤退することなども発表した。

 会見冒頭で山根新社長が「弊社の紅麹サプリの問題におきましては、健康のために医薬品、食品を販売しているわけですが、あってはならない事態を起こしてしまい痛恨の極みであります。本当に責任を重く感じております」と述べ謝罪した。

 また、同社は紅麹コレステヘルプなどの摂取により健康被害にあった人に対する補償の受け付けを、今月19日から始める予定と発表した。