米バンブル、通年の増収率見通し引き下げ 時間外で株価30%急落

AI要約

マッチングアプリ運営の米バンブルは2024年通期の増収率見通しを引き下げ、株価は急落した。

第2・四半期の売上高がアナリスト予想を下回り、競合が好調だったことと対照的だった。

第3・四半期の売上高見通しもアナリスト予想を下回っており、マクロ経済の状況や若年層の消費行動の変化による影響が見られる。

米バンブル、通年の増収率見通し引き下げ 時間外で株価30%急落

Jaspreet Singh

[7日 ロイター] - マッチングアプリ運営の米バンブルは7日、2024年通期の増収率見通しを8─11%から1─2%に引き下げた。同社の成長戦略に対する懸念が強まり、株価は時間外取引で30%急落した。

同時に発表した第2・四半期売上高は2億6860万ドルと、アナリスト予想平均の2億7300万ドルを下回った。競合するマッチグループが先週発表した売上高が好調だったのと対照的だった。

第3・四半期の売上高見通しは2億6900万─2億7500万ドル。アナリスト予想平均は2億9610万ドル。

第2・四半期の有料ユーザー数は前年同期の360万人から410万人に増加した。

1株利益は0.22ドルで、市場予想の0.13ドルを上回った。

Mサイエンスの調査アナリスト、チャンドラー・ウィリソン氏は「マクロ経済の状況やオンラインマッチング市場は総じて好調さが薄れた。若年層の消費者の好みやお金を使う意欲は常に変化しているからだ」と述べた。