アマゾンジャパン250億円投資 配送網強化、未経験者の起業支援も

AI要約

アマゾンジャパンは、物流の末端拠点から配達先までの「ラストワンマイル」の強化に向け、今年250億円以上を追加投資することを発表した。

追加投資により、再配達の削減や運転手のウェルビーイングの向上と安全対策が進められる予定だ。

運転手の確保や配達の委託先拡大に向け、未経験者でも配送事業者として起業できるよう支援するプログラムも準備されている。また、ジャスパー・チャン社長は、イノベーションを生み出す環境の重要性を強調している。

アマゾンジャパン250億円投資 配送網強化、未経験者の起業支援も

 アマゾンジャパンは7日、物流の末端拠点から配達先までの「ラストワンマイル」と呼ばれる配送網の強化などに向け、今年250億円以上を追加投資すると発表した。

 追加投資によって、再配達の削減や、運転手のウェルビーイング(健康や幸福な状態)の向上と安全対策なども進めるという。

 運転手の確保や配達の委託先拡大に向け、未経験者でも配送事業者として起業できるよう支援するプログラムも用意する。同社のジャスパー・チャン社長は取材に対し、「配送業界に入りやすい環境をつくることが、これからは大事になる。単に問題解決するだけでなく、イノベーションにつなげていきたい」と語った。(井東礁)