アサヒGHDが株主還元強化、株式分割に増配 自社株買いも

AI要約

アサヒグループホールディングスは1対3の株式分割を実施し、2024年12月期の年間配当を増額することを発表した。

配当性向40%の目標達成を1年前倒しし、期末配当を引き上げる一方、株主優待制度は廃止される。

自社株買いも行われ、取得期間は10月1日から12月20日までで、300億円を上限に行われる。

Kuniko Mutoh

[東京 7日 ロイター] - アサヒグループホールディングスは7日、1対3の株式分割を実施するとともに、2024年12月期の年間配当を前年度の1株121円から141円(分割前)に増額すると発表した。300億円を上限に自社株買いも実施する。

株式分割は9月30日を基準日として10月1日付で実施する。配当は、25年までに配当性向40%としていた目標の達成を1年前倒しし、期末配当を前年度の1株65円から75円(分割後は25円)とする。株主優待制度は廃止する。

自社株買いは発行済み株の1.18%に相当する600万株(分割後は1800万株)、300億円を上限に行う。取得期間は10月1日から12月20日。