三菱電機子会社にサイバー攻撃 従業員らの個人情報が流出の可能性

AI要約

三菱電機ホーム機器がサイバー攻撃を受け、従業員ら3893人の個人情報が流出した可能性があることを発表。

情報システムサーバーへの不正アクセスが4月17日に確認され、従業員や顧客の個人情報が流出した可能性があるという。

三菱電機では過去にもサイバー攻撃による情報流出があったが、今回の流出は悪用の確認はされていない。

三菱電機子会社にサイバー攻撃 従業員らの個人情報が流出の可能性

 三菱電機子会社で掃除機や炊飯器などを手がける三菱電機ホーム機器(本社・埼玉県深谷市)は5日、サイバー攻撃を受けて従業員ら3893人の個人情報が流出した可能性があると発表した。情報の悪用は確認されていないという。

 情報システムサーバーへの不正アクセスを確認したのは4月17日。従業員、元従業員、採用に応募した人の氏名、住所、電話番号、メールアドレスが流出した可能性があるという。

 また、家電製品の顧客約231万人についても、別のサーバーで保管していた同様の個人情報が閲覧された可能性があるという。こちらは閲覧時間が短く、流出の可能性はないとしている。問い合わせはフリーダイヤル0120・008・736(平日の午前9時~午後5時)。

 三菱電機では、2019年にサイバー攻撃で機密情報が流出したおそれがあるほか、20年には取引先の口座情報などが漏れていた。(高橋豪)