USS純利益7%増 前期比 4―6月、米鋼板が改善

AI要約

US Steelは4―6月の決算で、純利益とEBITDAが増加したことを発表しました。特に米鋼板事業の収益改善が寄与したとされています。

一方、1―6月のEBITDAと純利益は前年同期比で減少しました。価格低下の影響を見越して、7―9月のEBITDAは下方修正されています。

米高炉大手のUSスチールが1日発表した4―6月決算によると、純利益は1億8300万ドル(294億円)と1―3月比7・0%増えた。主力の米鋼板事業の収益改善などが寄与し、一時項目を除く金利・税・償却前の利益(EBITDA)は4億4300万ドルと7・0%増えた。1―6月のEBITDAは8億5700万ドルと前年同期比30・4%減、純利益は3億5400万ドルと47・6%減だった。価格低下を見込む7―9月のEBITDAは2億7500万―3億2500万ドルの見通し。