日経平均終値、史上最大の下げ幅 ブラックマンデー超え4451円安

AI要約

5日の東京株式市場の日経平均株価は、前週末比4451円28銭安の3万1458円42銭で、史上最大の下げ幅を記録した。

円高や米景気の先行き懸念から、リスク回避姿勢が強まり、全面安の展開となった。円相場で円高・ドル安が進んだ影響で売りが加速した。

この日の市場は、1987年10月20日の「ブラックマンデー」以来の大暴落となり、投資家の動向に注目が集まった。

日経平均終値、史上最大の下げ幅 ブラックマンデー超え4451円安

 5日の東京株式市場の日経平均株価(225種)の終値は、前週末比4451円28銭安の3万1458円42銭だった。

 終値の下げ幅としては、ニューヨーク株式市場の大暴落「ブラックマンデー」の翌日の1987年10月20日に付けた3836円48銭を超え、史上最大となった。

 円高や米景気の先行き懸念から、投資家のリスク回避姿勢が一段と強まり、取引開始直後から全面安の展開となった。東京外国為替市場の円相場で円高・ドル安が進み、午後に入ると売りがさらに加速した。【成澤隼人】