車中泊も「快適&おしゃれ」に楽しめる! 日産「キャラバンMYROOM」のインテリアは“まるで部屋”!? いつものフィールドが「秘密基地」に
日産自動車が新発想のキャンピングカー「キャラバン MYROOM」を2024年8月下旬に発売することを発表。
インテリアには洗練されたデザイナーズホテルの雰囲気を取り入れ、リビングルームやベッドルームなど車内を自在にアレンジ可能。
再利用されたバッテリーにより、電源のない場所でも快適に過ごすことができる。
日産自動車は、以前、期間限定で販売し、好評を博した日産「キャラバン」の特別仕様車「キャラバン MYROOM ローンチエディション」の標準モデル「キャラバン MYROOM」を、2024年8月下旬より発売すると発表しました。果たしてどんなモデルなのでしょうか?
「キャラバン MYROOM」は、非日常を感じられ、自然に触れられて安らげる空間が欲しいと願うユーザー向けに開発された、これまでにない新発想のモデルです。
そのネーミングのとおり、お気に入りの部屋ごと自然の中へと持ち込んで、リラックスしたり憩うことができたりするクルマを目指しています。
先のローンチエディションは「GRAND プレミアムGX」グレードのみの設定でしたが、標準モデルの「キャラバン MYROOM」には「プレミアムGX」グレードも新設定。
この「プレミアムGX」グレードは、ワンタッチオートスライドドア<助手席側>(挟み込み防止機構付)や助手席側スライドドアオートクロージャー、バックドアオートクロージャーなどが「GRAND プレミアムGX」グレードに対してオプション設定となっているものの、その分、リーズナブルなプライスタグを実現。ユーザーの好みなどに合わせて選択できるようになっています。
エクステリアは、ブラックグリルやブラックドアハンドル、ブラックドアミラー、ブラックスチールホイールなど、専用パーツをおごることで外観の印象を引き締めるとともに、「キャラバン MYROOM」オリジナルの雰囲気を演出しています。
ボディカラーには、ベースモデルである「キャラバン」で好評のディープフォレストを新設定。「キャラバン MYROOM」専用色であるサンドベージュ/ホワイト ツートーンと合わせて、計5色をラインナップしています。
●デザイナーズホテルのように洗練されたインテリア
そんな「キャラバン MYROOM」は、非日常を感じられ、自然に触れて安らげる空間が欲しいと願うユーザー向けに開発された新発想のモデルだけに、やはり注目したいのはそのインテリアです。
インテリアには木目がふんだんに使われており、シンプルでミニマルなデザイナーズホテルのように洗練された空間に仕立てられています。
オプションのMYROOM跳ね上げベッドやテーブルを組み合わせれば、リビングルームモードやベッドルームモード、ダイニングルームモードと、車内を自在にアレンジ可能。
なかでも、セカンドシートに採用された“2 in 1シート”は、用途に合わせて簡単にシートをアレンジできる点に注目です。
人が乗って移動する際は、ほどよい硬さで快適な乗り心地を提供。駐車時に後部座席側へと反転させて使用すれば、やわらかなソファのような座り心地を堪能できます。その状態でリアゲートを開ければ、車内にいながら自然の景色を満喫し、くつろぐことが可能です。
車中泊用のベッドは、折りたたみベッド、オプションのMYROOM跳ね上げベッドの2パターンから選択可能。いずれも表皮にはヘリンボーン生地を使用し、シンプルでありながらリッチなクオリティも表現しています。
なかでも、オプションのMYROOM跳ね上げベッドはワンアクションでベッドを展開可能。手を放した際にはしなやかに倒れてくるので、手を挟む心配もありません。対する折りたたみベッドは2分割式。自由なアレンジを楽しめます。
またスライドテーブルは、お好きな位置で固定したり、取り外したりすることが可能。用途に合わせて活用できます。2 in 1シートやスライドテーブルを活用すれば、まるでお気に入りの部屋にいるかのようなリラックスタイムを過ごせます。
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そんな「キャラバン MYROOM」で見逃せないのが、電気自動車の「リーフ」で使用されていたバッテリーを再利用した“ポータブルバッテリー from LEAF”のオプション設定。
このバッテリーから「キャラバン MYROOM」に給電すれば、電源のない場所でも車内でAC100Vコンセントを活用できるので、まさに部屋と同じ感覚で快適に過ごせます。
このように、インテリアの居心地のよさを第一に考えた「キャラバン MYROOM」なら、いつもの車中泊がリッチは体験となりそうです。