ホンダ・日産がEV分野で提携、車載ソフト開発 三菱自も合流検討

AI要約

ホンダと日産自動車が業務提携を具体化するための覚書を締結したことを発表。両社は車載ソフトウェアやEV関連分野での協業を強化し、米中勢に対抗するための戦略を展開する。

三菱自動車もホンダ・日産の枠組みに参画する方向で協議を進めることを明らかにした。

両社は巨額の開発コストを分担し合い、投資負担を抑えることで競争力を向上させる狙いを持つ。

ホンダ・日産がEV分野で提携、車載ソフト開発 三菱自も合流検討

[東京 1日 ロイター] - ホンダと日産自動車は1日、検討してきた業務提携を具体的に進めるための覚書を締結したと正式発表した。車載ソフトウェアによる車両(SDV)向けプラットフォームの共同研究や電池、EV駆動装置「イーアクスル」、車両の相互補完、国内の充電サービスなどで協業する。両社で規模を拡大してコスト競争力を高め、EVで先行する米中勢に対抗する。巨額の開発コストを両社で分担し合い、投資負担を抑える狙い。

日産が34%超を出資している三菱自動車も、ホンダ・日産の枠組みに参画する方向で協議を進めることも正式に発表した。