まるでお部屋!? 日産が「キャラバン」の特装車「MYROOM(マイルーム)」を発表

AI要約

日産自動車は2024年7月31日、キャブオーバーバン「キャラバン」をベースにキャビンに特別な架装を施した「キャラバンMYROOM(マイルーム)」を、同年8月下旬に発売すると発表した。

日産キャラバン マイルームは、2023年10月から2024年1月までの期間限定で特別仕様車「ローンチエディション」の注文受け付けを実施し、その後標準モデルも販売されることになった。

標準モデルにはいくつかの変更が加えられ、ボディーカラーやグレードの選択肢が増え、キャラバン マイルームの特徴も多様なアレンジや快適な内装に特化している。

日産キャラバン マイルームの特徴は、シンプルでミニマルな内装や、アレンジ可能な2 in 1シート、車中泊用のベッド、リラックスした時間を過ごせるスライドテーブルなどが挙げられる。

また、ポータブルバッテリーを給電することで車内の電源利用が可能であり、価格は551万6500円~685万5200円となっている。

まるでお部屋!? 日産が「キャラバン」の特装車「MYROOM(マイルーム)」を発表

日産自動車は2024年7月31日、キャブオーバーバン「キャラバン」をベースにキャビンに特別な架装を施した「キャラバンMYROOM(マイルーム)」を、同年8月下旬に発売すると発表した。

日産キャラバン マイルームは、「自分のお気に入りの部屋ごと自然のなかに持ち込んで、リラックス(憩うこと)ができるクルマ」(報道資料より)として開発されたモデルで、まずは2023年10月から2024年1月までの期間限定で、特別仕様車「ローンチエディション」の注文受け付けを実施。その際に予告されていたとおり、このたび標準モデルも販売されることとなった。

標準モデルの設定に際してはいくつかの変更が加えられており、まずはベース車のグレードとして、「GRANDプレミアムGX」のほかに「プレミアムGX」も選択が可能に。ボディーカラーには「ディープフォレスト」が新たに設定され、マイルームの専用色「サンドベージュ/ホワイト」のツートンカラーも含め、全5種類のカラーバリエーションとなった。

キャラバン マイルームの特徴は、以下のとおり。

●インテリアには木目をふんだんに使い、シンプルでミニマルな趣を表現。ベッドとテーブルを組み合わせることで、リビングルームモードやベッドルームモード、ダイニングルームモードと、車内を自在にアレンジできる。

●2列目の「2 in 1シート」は、用途に合わせて簡単にアレンジが可能。乗車移動時には程よい硬さで乗り心地を追求し、駐車時に後部座席側に反転させて使用する際には、柔らかなソファのような座り心地を提供する。

●車中泊用のベッドは、折りたたみベッドと「MYROOM跳ね上げベッド」の2つのパターンから選択可能。前者は2分割になっているために自由なアレンジが可能で、後者はワンアクションでベッドを展開することができる。ともにヘリンボーン生地を使用している。

●スライドテーブルは適当な位置で固定したり、取り外したりすることが可能。2 in 1シートやスライドテーブルと組み合わせることで、部屋にいるかのようなリラックスした時間を過ごすことができる。

●エクステリアはグリルやドアハンドル、ドアミラー、スチールホイールなどをブラックで統一。リアクオーターウィンドウとバックドアには専用ステッカーを用意している。

●電気自動車「リーフ」のバッテリーを再利用して開発した「ポータブルバッテリー from LEAF」から給電を受けることで、電源のない場所でも車内のAC 100Vコンセントの利用が可能となる。

価格は551万6500円~685万5200円。

(webCG)