〔ロンドン外為〕円、150円近辺(1日正午)

AI要約

ロンドン外国為替市場では、米経済指標の発表を控えて様子見ムードが広がり、円相場が1ドル=150円近辺でもみ合った。円買い・ドル売りが進行し、円高・ドル安の展開となった。

パウエル議長の発言が影響し、円買いが進行したものの、ドルの買い戻しも入り、指標発表を待つ中で動きづらい状況が続いている。

ユーロやポンド、スイス・フランとの相場動向も報告されており、市場環境が注視されている。

 【ロンドン時事】1日午前のロンドン外国為替市場の円相場は、米経済指標の発表を控えて様子見ムードが広がり、1ドル=150円近辺でもみ合った。正午現在は149円90銭~150円00銭と、前日午後4時(150円39~49銭)比49銭の円高・ドル安。

 米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長が9月利下げの可能性を示唆したことで、円買い・ドル売りが進行した海外市場の流れを引き継いだ。ただ、ドルの買い戻しも入る中、この後に発表される米ISM製造業景況感指数などの指標を見極めたいとの思惑から動きづらい展開となった。

 対ユーロは1ユーロ=161円74~84銭(前日午後4時は162円75~85銭)と、1円01銭の円高・ユーロ安。ユーロの対ドル相場は1ユーロ=1.0779~0789ドル(同1.0817~0827ドル)。

 ポンドは1ポンド=1.2755~2765ドル(同1.2839~2849ドル)。スイス・フランは1ドル=0.8768~8778フラン(同0.8795~8805フラン)。