ほけんの窓口、ウィーカーズに出店 オンラインや対面で保険相談サービス提供へ

AI要約

伊藤忠商事の子会社がウィーカーズの店舗で自動車保険などの相談サービスを提供開始

ウィーカーズの一部店舗に無人のオンライン店舗を設置し、自動車保険の相談に対応

旧ビッグモーターが保険金不正請求問題で登録取消処分を受け、顧客の利便性に影響

ほけんの窓口、ウィーカーズに出店 オンラインや対面で保険相談サービス提供へ

 伊藤忠商事は31日、子会社のほけんの窓口グループ(猪俣礼治社長、東京都千代田区)が、ウィーカーズ(田中慎二郎社長、同)の20店舗で自動車保険などの相談サービスの提供を始めると発表した。近く、同社の関東や東海、九州などの19店舗に、無人のオンライン店舗を設置する。オンライン端末を備えた専用ブースを各店に設置し、顧客の保険の相談に応じる。また、旗艦店である多摩店(東京都多摩市)には有人の店舗を設置し、対面で対応する。伊藤忠では将来的に、ウィーカーズの全店舗でのサービス提供を目指す方針だ。

 同社が中古車事業を引き継いだ旧ビッグモーターは、自動車保険金の不正請求問題で2023年12月から保険代理店の「登録取消処分」を金融庁から受けた。3年間は再登録ができない状態が続いており、店頭で車検入庫に合わせて自動車損害賠償責任(自賠責)保険が加入できないなど、顧客の利便性を損なう事態が生じている。