「若者はもっと海外に行くべき」ファーストリテイリング・柳井正会長が嘆く「ちぢこまった」内向きな日本のあり方と海外交流支援

AI要約

ファストリテイリングの柳井正氏が日本の若者に海外への挑戦を促し、人材の国際的な流動性の重要性を訴えている。

柳井氏は日本の内向きな姿勢に危機感を抱いており、若者が海外に行くことの必要性を強調している。

円安の影響で留学のハードルが高くなっている現状に対し、海外体験を通じて新たな視点を持つことの重要性を訴えている。

「若者はもっと海外に行くべき」ファーストリテイリング・柳井正会長が嘆く「ちぢこまった」内向きな日本のあり方と海外交流支援

「ユニクロ」を世界的企業に育てたファーストリテイリングの柳井正会長兼社長。いま、未来を担う若者たちに「海外に出よ」と呼びかけました。

ファーストリテイリング財団 柳井正 理事長

「人材を世界に求めないといけない。この国は自分のことを理解していて、本当に来てもらいたいと思われないと、いまの少子高齢化、10年後どころかいまでも大変ですし、いまから劇的に大変になる」

ファーストリテイリングの柳井氏が嘆いたのは、いまの「ちぢこまって」内向きな日本のあり方。日本と海外の交流できる場が少なくなっているのではないかと、柳井氏は海外交流の支援を始めています。

東京大学とバングラデシュの女子大学の交流会。この場でこう呼びかけました。

ファーストリテイリング財団 柳井正 理事長

「僕の方が早いかもしれないが、みんな死にますからね。残念ながら100年経ったらここには誰もいない。人生の中で“生きた証”みたいなものを若い人に『将来を自分たちでつくる』と思わないといけない」

円安の影響などで、若者が海外に留学するハードルが高くなっている今の日本に危機感を持っています。

ファーストリテイリング財団 柳井正 理事長

「もっと海外に行くべきだと思う。外に色々な世界があるので、それをインターネットでちらちらと見るのではなく、体験してみないといけない。日本の若い人はたしかに円安とかもあるが、もっと好奇心を持って僕も(世界を)みてみようと思う必要がある」