意外と多い?うなぎの「皮」のムニュムニュが苦手な人たち 正直に伝えても冷たい反応「全部食べろ」「本物を知らないからだよ」

AI要約

うなぎの皮が苦手な人たちの声が紹介されている。

トラウマや食感の理由など、それぞれの理由が述べられている。

合コンや会社の飲み会などで、うなぎの皮の苦手意識が問われるエピソードが記されている。

意外と多い?うなぎの「皮」のムニュムニュが苦手な人たち 正直に伝えても冷たい反応「全部食べろ」「本物を知らないからだよ」

 毎年夏になると大いに盛り上がる“うなぎ商戦”。今年ももうすぐ2回目の土用の丑の日(8月5日)もやってくる。滋養強壮、スタミナ食として知られるうなぎを食べて、連日の猛暑を乗り切ろうとする人もいるだろう。うなぎの蒲焼といえばちょっとしたご馳走だが、なかには「身はいいんだけど、皮が無理」という人たちがいる。

 金融機関勤務の40代男性・Aさんは、「あまりうなぎに興味はない」と明かす。

「毎年この時期になると、いたるところで“うなぎ商戦”。うなぎは子供の頃食べさせられて、その時に皮がちょっと無理で。大人になっても皮は好きになれないままです」

 Aさんには“トラウマ”があるという。

「子供の頃、皮を残していたら、父親に『全部食べろ』と、ムニュムニュした皮だけを食べさせられました。それが強烈なトラウマで、うなぎそのものは嫌いではないのに、うなぎの皮はもう二度と食べたくないです」(Aさん)

 メーカー勤務の30代男性・Bさんも、「どうしても拒絶反応が出てしまう」と苦笑する。

「うなぎは好きですよ。でも皮は……。脂っぽいうえに、にゅるっとした食感が苦手です。あなごは気にならないんですけど、うなぎは皮の存在感が結構ある気がするんですよね。だから、家で蒲焼を食べる時は、皮ははがして食べます」

 Bさんは、「お行儀が悪いと思われるのはわかっている」と続ける。

「行儀が悪いかなとは思うんですが、どうしても口に入れられない。焼鮭の皮も苦手なので、僕は“分厚い皮”が苦手なのかもしれません。ただ、焼鮭の皮ははがして食べても許される気がするけど、うなぎはあまりやらないですよね。だから、人とうなぎを食べに行くのは苦手です。誘われても、基本的にうなぎそのものが食べられないことにして、断ります」(Bさん)

 メーカー勤務の20代女性・Cさんは、「うんちくを垂れられる」ことに不満を漏らす。

「この前、会社の人たちと居酒屋に行った時、おつまみメニューにうなぎの蒲焼があって、誰かが頼んだんです。私はいらないと言ったら、『うなぎキライな人いるの?』という話で場が盛り上がってしまい、うなぎの何がイヤなのか、めちゃくちゃ不思議がられました。

 仕方なくうなぎの皮が苦手だということ伝えたら、上司に『本物を知らないからだよ』『パリッとした皮がうまいんだよ』『コラーゲンがあって肌にもいいよ』などあれこれうんちくを言われて、面倒でした……」

 うなぎの皮が苦手な人は意外と少なくないのかもしれない?(了)