ホンダ、1984年のコンセプトカー「HP-X」をレストア 2024年ペブルビーチ・コンクール・デレガンスで北米公開へ

AI要約

本田技研工業の北米部門アメリカンホンダモーターが、初代「NSX」の開発に先立つコンセプトカー「HP-X」を北米で初公開することを明らかにした。

HP-Xは、イタリアのピニンファリーナがデザインし、1984年に公開されたコンセプトカーで、ホンダ F2レーシングエンジンをベースにした革新的な仕様を持つ。

HP-Xコンセプトは、ミッドエンジンスーパーカー市場への参入意向を示すモデルとして、1984年のトリノモーターショーでデビューした。

ホンダ、1984年のコンセプトカー「HP-X」をレストア 2024年ペブルビーチ・コンクール・デレガンスで北米公開へ

 本田技研工業の北米部門アメリカンホンダモーターは、初代「NSX」の開発に先立って登場したコンセプトカー「HP-X」(ホンダ・ピニンファリーナ・エクスペリメンタル)を北米で初公開することを明らかにした。1984年のトリノモーターショーで公開されたHP-Xは、イタリアのピニンファリーナの工房で行なわれた大規模な修復を経て、8月18日(現地時間)に開催される第73回ペブルビーチ コンクール デレガンスで展示される。

 HP-Xは、イタリアのピニンファリーナがデザインを手掛け、1984年に公開されたコンセプトカー。HP-Xには、ホンダ F2レーシングエンジンをベースにしたミッドマウントのV型6気筒 DOHC 24バルブ 2.0リッターエンジンに、「グラウンド エフェクト」などの高度な空力特性と革新的な冷却ソリューションを採用。この未来的なコンセプトカーは、ドアの代わりにジェット戦闘機スタイルの取り外し可能な一体型パースペックスキャノピーを備えた。

 HP-Xコンセプトは1984年のトリノモーターショーでデビューし、ミッドエンジンスーパーカーを市場に投入するというホンダの意思を示したモデルとなる。