米著名投資家アックマン氏、新ファンドの上場取りやめ 規模縮小後

AI要約

ビル・アックマン氏がパーシング・スクエアUSAのIPO計画を取りやめる決定を下した。

アックマン氏はIPOの見込み規模を2度にわたって縮小し、最終的に取りやめることにした。

投資家の警戒感が高まる中、クローズドエンド型ファンドへの関心が低下している。

米著名投資家アックマン氏、新ファンドの上場取りやめ 規模縮小後

Svea Herbst-Bayliss

[31日 ロイター] - 著名資産家のビル・アックマン氏は31日、自身の投資会社パーシング・スクエアの米クローズドエンド型ファンド「パーシング・スクエアUSA」の新規株式公開(IPO)計画を取りやめた。

アックマン氏は1週間余りの間にIPOの見込み規模を2度にわたって縮小していた。

同氏はXへの投稿でファンドの構造を見直したとし、修正後の計画を実行する準備ができたらあらためて報告すると説明した。数時間後に「IPOを取りやめる決断をした」と再び投稿した。

クローズドエンド型ファンドを巡っては投資家の警戒感が高まっている。米投資会社協会によると、昨年は新規組成はなく、2022年はわずか6本だった。