サウジGDP、第2四半期は前年比0.4%減 石油部門が不振

AI要約

サウジアラビアの第2・四半期の国内総生産(GDP)速報値は前年同期比0.4%減、季節調整後の前期比では1.4%増だった。

石油部門の不振が続き、第2・四半期の石油部門は8.5%減だった。

国際通貨基金(IMF)の予測では、サウジの今年のGDP伸び率が1.7%で、原油価格の上昇が重要とされている。

[リヤド 31日 ロイター] - サウジアラビア統計総局が31日発表した第2・四半期の国内総生産(GDP)速報値は前年同期比0.4%減だった。石油部門の不振が引き続き重しとなった。季節調整後の前期比では1.4%増だった。

第1・四半期の前年比は1.7%減。石油の減産が響いた。

第2・四半期の石油部門は8.5%減、非石油部門は4.4%増、政府部門は3.6%増だった。

国際通貨基金(IMF)は7月、サウジの今年のGDP伸び率予測を1.7%とし、4月に示した予想から0.9%ポイント引き下げた。また4月にはサウジが2024年の予算を均衡させるには原油価格が100ドル程度に上昇する必要があるとの見通しを示した。