男性の"ハーフパンツ出社"どう思う? アリ派「省エネで地球に優しい」ナシ派「すね毛が気持ち悪い」…法的な見解は

AI要約

男性従業員が職場でハーフパンツを着用することについて、意見が分かれている状況が説明されています。

一部の人々は暑さ対策としてのハーフパンツ着用を支持し、男女間や着こなしによる差別を問題視しています。

企業側が従業員のハーフパンツ着用をどのように受け入れるべきか、意見が多岐にわたって示されています。

男性の

ハーフパンツ(ショートパンツ)姿の男性従業員を職場で見かけるようになりました。そのような会社が他にもあるかもしれません。気温35度を超える日が続き、涼しい格好をしたくなる気持ちは理解できます。ビジネスシーンにおいて、どこまでの格好が許されるのでしょう。

今年7月、インターネット関連事業「GMOグループ」代表の熊谷正寿さんはXで「短パン&Tシャツで勤務可能なことを改めて全グループへ告知」と投稿しました。男女問わず、ということです。

最近では中学や高校でも、生徒の制服として「ハーフパンツとポロシャツ」を取り入れ始めています。

国内ではたびたび「省エネルック」が提唱されており、2005年に「クールビズ」が推奨されてからおよそ20年。男性の「ハーフパンツ」は市民権を得たと言えるのでしょうか。

弁護士ドットコムニュースでは、読者の「職場のハーフパンツ」に関する意識を調べました。そのうえで、従業員がハーフパンツ着用を求めた場合、企業側はどのように対応すべきか、専門家に聞きました。

まず、弁護士ドットコムニュースのLINEアカウントに登録する読者に聞きました。

(1)男性の職場でのハーフパンツ姿への考え「アリ」「ナシ」「どちらでも良い

で回答

(2)その理由

(3)あなたの職場ではハーフパンツは許されていますか

●「アリ」が過半数、「暑さ対策」「男性だけ禁止なら差別」

男性の職場でのハーフパンツについて、「アリ」(17人)と答えた人が「ナシ」(12人)と答えた人より多かった。「どちらでも良い」は1人。

「アリ」派の意見から紹介します。最も多かったのは「熱さ対策になる」という声。

「気温が高く毎日人が亡くなっている気候で、服装にこだわるのはナンセンス」(30代女性・工場勤務・岡山県)

「男女関係なく涼しい格好で仕事に来ればよい。見るだけで暑苦しい格好して冷房をガンガン入れるなら、涼しい格好の省エネの格好で来てくれる方が、よっぽど地球にも優しいし環境にも優しい」(60代女性・窓口業務・兵庫県)

「仕事と格好には関係がない」という意見も続きました。

「業務遂行に全く支障も関係ないのに、主観的で非合理的な理由から他人の服装に干渉したり非難するのは、権利侵害だと思う」(20代・ITコンサルタント・東京京都)

男性にのみ着用させないのは差別に当たるという指摘や、「着こなし次第」という声も届いています。

「女性がアリなら、男性もアリ。見た目が理由でNGは、男性差別です」(30代男性・教員・愛知県)

「ハーフパンツが似合う着こなしをしていればOK。まるで家でビールでも飲んでいるような着こなしならNGです」(59歳女性・サービス業・大分県)