スターフライヤーの機長募集、60歳以上も応募可に A320型式未保有者も

AI要約

スターフライヤー(SFJ/7G、9206)は機長候補者募集の応募資格を変更し、60歳以上も対象とする。

新たな雇用形態として60歳以上の人を契約社員として採用することが決定された。

応募資格は機長経験とジェット機のPIC時間1000時間以上が要件となる。

スターフライヤーの機長募集、60歳以上も応募可に A320型式未保有者も

 スターフライヤー(SFJ/7G、9206)は7月29日、エアバスA320型機の型式限定保有者を対象に募集中の機長候補者について、応募資格内容を変更すると発表した。未保有者も対象とする。また募集年齢も引き上げ、60歳以上の人も応募できるようにする。

 60歳以上の人の雇用形態は契約社員で、初回は入社日から2025年3月31日までが契約期間となる。原則として1年ごとの契約更新とし、契約期間の満了後に更新する場合があるとしている。更新の上限年齢(契約社員定年)は満68歳となる。このほか、60歳未満の人も募集を継続し、正社員として雇用する。正社員は、入社から3カ月を試用期間とする。60歳以上の「加齢運航乗務員契約社員」は、試用期間がない。

 応募資格は、本邦定期航空会社での機長としての乗務経験があること、かつジェット機のPIC時間1000時間以上で、JCAB定期運送用操縦士技能証明を持っている人が対象となる。また、過去にスターフライヤーで運航経験がある人も応募できる。

 応募書類は、会社指定の履歴書、職務経歴書、航空経歴書、定期運送用操縦士技能証明書の写しなど。入社は会社が指定する時期で、勤務地は雇い入れ直後は北九州空港か羽田空港となる。訓練は北九州空港にあるスターフライヤーの施設で実施する。