イスラエル、ヒズボラ拠点を攻撃－ゴラン高原での民間人死傷受け
AI要約
イスラエルはレバノンの親イラン民兵組織ヒズボラの拠点を攻撃し、報復行動を示唆。
ゴラン高原でのロケット弾攻撃で子供らが死亡し、イスラエルはヒズボラによる攻撃だと主張。
ヒズボラは攻撃の事実を否定しており、イスラエルはさらなる攻撃を示唆している。
（ブルームバーグ）： イスラエルは28日、レバノンの親イラン民兵組織ヒズボラの拠点を攻撃した。イスラエルが占領するゴラン高原へのロケット弾攻撃で子供らが死亡したことへの報復だとしており、イスラエルはさらに攻撃を行う可能性も示した。
イスラエル首相府によると、米国訪問から戻ったネタニヤフ首相は軍高官らと相次いで協議を行った。ゴラン高原では27日、サッカーの試合中に子供を含む12人がロケット弾攻撃を受けて死亡、他44人が負傷した。１回の攻撃でのイスラエル側民間人の死者数としては、昨年10月７日のイスラム組織ハマスによる襲撃後で最多となった。
イスラエルはヒズボラが使う型のロケット弾であり、発射地点がレバノン南部だったとして、ヒズボラによる攻撃だと主張。ブリンケン米国務長官も、ヒズボラが放ったロケット弾であることを「あらゆるものが示唆」していると述べた。
ヒズボラは攻撃の事実を否定している。
原題：Israel Hits Hezbollah for Golan Carnage But Eyes Truce Talks（抜粋）
--取材協力：Galit Altstein.
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