タイヤ、アルミホイール、エンジンオイル…… 購入後の醍醐味のチューニング&パーツ交換の効力は10年前も変わらない!!

AI要約

タイヤの性能や種類の多様化による効果を解説。

タイヤ交換の手軽さと重要性。

タイヤの交換時の予算目安や注意点。

タイヤ、アルミホイール、エンジンオイル…… 購入後の醍醐味のチューニング&パーツ交換の効力は10年前も変わらない!!

 純正パーツからアフターで販売されているパーツに交換する交換する時、どんな効果が見込めるのか?どんな効用があるのか?本企画ではチューニング&パーツ交換の効用を、具体的なクルマへの搭載も例にとってわかりやすく解説!(本稿は「ベストカー」2013年5月10日号に掲載した記事の再録版となります。本文中の価格・目安も雑誌掲載当時のものとなります。予めご了承ください)。

文:ベストカー編集部

 タイヤの基本性能は、昔からグリップ性能、ウェット性能、静粛性、快適性、寿命の5つが重視され、そのどの性能を特化させるかによってハイグリップタイヤ、コンフォートタイヤ、またはプレミアムタイヤ、スタンダードタイヤなどキャラクターが分類されてきた。そして、価格と照らし合わせて、コストパフォーマンスが高い、低いという判断をしてきた。

 しかしここ最近ではタイヤの転がり抵抗を抑えて燃費の向上に大きく貢献するエコタイヤの注目度が絶大で、燃費性能がクローズアップされていることもあり、タイヤメーカーの力の入れようもハンパじゃない。

 加えて、プレミアムサルーン用、ミニバン専用、SUV専用などなどそれぞれのカテゴリーのクルマの特性に合わせたタイヤも続々登場している。もちろん、複数のキャラクターを高い次元で融合させたものも多数。

 そう、現代のタイヤはエコタイヤの台頭だけでなく多様化が顕著だから、どのタイプのタイヤを選ぶかによってその効用もさまざまだが、どれも効果絶大。

 多様化したことによってどのタイヤを選んだらいいのか非常に迷うところ。しかし裏を返せば、自分が重視する性能がハッキリしているなら選び放題、ととることもできる。

 クルマのチューニング、パーツ交換にはいろいろなものがあるなか、最も手軽で交換した後の効果がわかりやすいのがタイヤといわれている。今乗っているクルマの乗り味に飽きていたり、感激がなくなった人はぜひタイヤを交換してみよう。クルマがガラリと変わること請け合いだ。

 ■効用:★★★★★

■手軽さ:★★★★★

■予算の目安:タイヤ交換の場合、ホイールに組み込んでバランス取りなどを含め工賃は1本あたり2100円程度、4本で8400円程度がかかるので要注意。それから、タイヤは溝が1.6mmより少なくなると非常に危険だし、車検にも通らない。安全面も考えて、溝が2mmになったら交換するようにしよう。タイヤ種類別・ボディタイプ別の目安を以下に記す。

 ・ハイグリップタイヤ……86&BRZ(215/45R17)にブリヂストンポテンザRE-11Aを装着する場合、実勢価格は4本で8万4000円程度。

 ・エコタイヤ……フィット13G(175/65R14)に横浜ゴムブルーアース-Aを装着する場合、実勢価格は4本で3万5000円程度とリーズナブル。

 ・ミニバン専用タイヤ……ヴェルファイア(215/60R17)に東洋ゴムトランパスmpFを装着する場合、実勢価格は4本で5万2000円程度。

 ・SUVコンフォートタイヤ……フォレスター(215/60R17)にダンロップグラントレックPT2を装着する場合、実勢価格は4本で8万円程度。