普通鋼電炉8社経常増益 前期 異形棒中心に値上げ浸透 今期、9社が減益予想

AI要約

普通鋼電炉メーカー12社の2024年3月期決算結果と、2025年3月期の業績予想が報告された。多くの企業が経常増益を達成した一方で、次年度は経常減益を予想する厳しい状況が示された。

異形棒鋼などの製品価格が上昇し、鉄スクラップ価格が安定したことで効果を得たが、業績への影響は免れない。国内市況の低迷やコスト増の要因として、電力料金や輸送費の上昇が挙げられた。

これらの要因により、鋼材メーカーは今後の経営戦略を見直す必要がありそうだ。