外国人にもわかる「アサシン」「弥助」が炎上する理由 ~JAPAN Forwardから~

AI要約

フランスに本社を置くUBIソフトが新作「Assassin’s Creed Shadows」の発売を発表。今回の舞台は戦国時代の日本で、日本の専門家が監修したという。しかし、日本では歴史の誤りや雑な描写に対する批判が続出し、発売中止を求める声も上がっている。

ゲームでは、伝説の侍「弥助」と女忍者「奈緒江」がキャラクターとして登場。弥助は織田信長の従者である黒人で、その設定に対しても批判がある。

Ubisoftの新作に対する日本のファンの憤りや反応について、さまざまな意見が寄せられている。

外国人にもわかる「アサシン」「弥助」が炎上する理由 ~JAPAN Forwardから~

■JAPAN Forward日本語版

フランスに本社を置くUBIソフトは5月下旬、人気アクションゲームシリーズの新作「Assassin’s Creed Shadows」を11月15日に発売すると発表した。今回は戦国時代の日本が舞台となっている。UBI側は日本の専門家が監修したとし、「私たちは正確な歴史を描いている」と述べている。しかし、日本では、「歴史改変だ」「雑な日本描写だ」などの批判の声が上がり、発売中止を求める署名活動まで起きている。日本のファンたちは何に憤っているのだろうか―。

■黒人侍・弥助とロックリー

「シャドウズ」では、伝説の侍「弥助」と女忍者の「奈緒江」が、プレイヤーが操作するキャラクターとなる。弥助は織田信長の荷物持ち(従者)の黒人で、信長死後は記録が残ってない謎に包まれた実在の人物だ。

公開されたゲームプレイ映像では、完全武装の甲冑姿の弥助が村を歩き、村人が弥助に対し恭しく頭を下げる様子が描かれている。

これに、「弥助は伝説のサムライではない」との批判が起きているのだ。

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◆JAPAN Forward英語版

Ubisoft, headquartered in France, announced in late May that their latest addition to the popular action game series, Assassin’s Creed Shadows (AC Shadows), is slated for release on November 15. Set during Japan’s Sengoku or Warring States period, the game, according to Ubisoft, has been supervised by experts on Japan.

They assert, “We’re showing real historical figures,” suggesting a commitment to authenticity. However, the game has encountered significant backlash in Japan, criticized for what many see as historical falsification and a sloppy portrayal of Japan.