ローソンが7月24日に上場廃止、第1四半期は営業収益など過去最高で「有終の美」

AI要約

ローソンの株式が7月24日、東京証券取引所プライム市場から上場廃止となった。

KDDIによるローソン株式のTOBが成立し、株式併合が実施され、三菱商事とKDDIが共同で経営することとなった。

ローソンの最後の業績発表では、過去最高の売上高や利益を記録し、「有終の美」を飾った。

ローソンが7月24日に上場廃止、第1四半期は営業収益など過去最高で「有終の美」

ローソンの普通株式が7月24日、東京証券取引所プライム市場で上場廃止となった。

今年4月、KDDIによるローソン株式の公開買い付け(TOB)が成立したと発表しており、株式併合に関する議案が7月3日開催の臨時株主総会で原案通り承認されたことによる。

この株式併合により、ローソンの株式は三菱商事とKDDIが50%ずつ保有することとなり、両社が共同で経営していくこととなる。また、三菱商事はローソンの親会社からその他の関係会社となる。

なお、ローソンが7月12日、上場企業として最後に発表した25年2月期第1四半期業績は、チェーン全店売上高が前年比5.2%増6,996億円、営業収益が5.8%増2,794億円と過去最高を更新した。投資がかさんだこともあり事業利益は0.4%減と前年を若干下回ったが、最終利益は5.4%増169億6,700万円とこちらも過去最高となり、上場企業としての「有終の美」を飾った。