日鉄、中国・宝山との合弁解消

AI要約

日本製鉄は宝武鋼鉄集団傘下の宝山鋼鉄との合弁事業を解消し、中国での自動車鋼板の現地生産から撤退することを発表。

中国での鋼材生産能力は7割減少し、日系自動車メーカーへの鋼材供給に影響を与える。

決定は当初の目的達成と環境変化を踏まえ、合理的な判断であるとしている。

 日本製鉄 <5401> は23日、宝武鋼鉄集団(中国)傘下の宝山鋼鉄との合弁事業を解消し、自動車鋼板の現地生産から撤退すると発表した。これにより、中国での鋼材生産能力は7割減少する。日系自動車メーカーの現地生産に合わせて鋼材を供給するという当初の目的を達成したことや、合弁事業を取り巻く環境変化を踏まえ判断した。