【サマージャンボでも期待?】ドリームジャンボ宝くじ1等3億円当せんが「札幌市内の3売り場」から出た驚き 現地取材で探ったその共通点

AI要約

サマージャンボ宝くじとサマージャンボミニの高額当せん情報に注目が集まっている。

北海道札幌市内の売り場から多くの高額当せんが出ている一方、大都市圏の有名売り場では珍しい状況となっている。

当せんをもたらす売り場の共通点を探るため、当せん売り場を現地取材し、幸運を引き寄せる要因を探る。

【サマージャンボでも期待?】ドリームジャンボ宝くじ1等3億円当せんが「札幌市内の3売り場」から出た驚き 現地取材で探ったその共通点

 1等・前後賞合わせて7億円が当たる「サマージャンボ宝くじ」が発売中(7月8日~8月8日)だ。同時発売の「サマージャンボミニ」も1等・前後賞合わせて5000万円と、夏の暑さ以上のアツい当せん金額になっている。そんななか、この6月に抽せんが行われたドリームジャンボの高額当せん売り場が判明(別掲の表を参照)。その結果に驚きの声が上がった。

 1等3億円は全部で10本。ネット販売を除く「リアル売り場」での7本のうち、3本も北海道札幌市内の売り場から出たのだ。逆に、東京や大阪、名古屋といった大都市圏の有名売り場は「0本」で、かなり珍しい事態だった。そこで、総額12億円という幸運を発揮した“北の大地”の3売り場を現地取材。高額当せんをもたらす金運の共通点はあるのか──。

 平岡イオンCC(札幌市清田区)は、札幌市内最大級のイオンモール内にある。売り場販売員の斉藤郁子さんが話す。

「買い物ついでに立ち寄って、気軽に宝くじを買うお客さんが目立ちますね。常連さんも多く、手軽さがこの売り場の強みだと思います」

 オープンは2000年。これまでにロト6の2等2100万円や年末ジャンボの2等1000万円などはあったが、億当せんは出ていなかった。

「100万円単位の当せんは本当によく出るんですが、大きな“花火”となると苦労したんです。今回、苦節24年にして初めてジャンボの1等が出たと、従業員全員で万歳三唱でした」(斉藤さん)

 必勝祈願のため、近くにある「三里塚神社」へ足を運ぶという。

「明治時代に建立された歴史のある神社で、家内安全、五穀豊穣、商売繁盛のご利益があるとされています。決して大きな規模の神社とは言えませんが、ひっそりとした佇まいが地元の人に愛されている神社です。静かに幸運をためておいてくれたのかもしれません」(斉藤さん)

 億当せんまでがまんを続けた平岡イオンCCとは対照的に、札幌あいの里CC(札幌市北区)は、オープン直後に1等当せんを出した売り場だ。店長の黒岡利行さんが誇らしげに言う。

「売り場は2007年10月にオープンし、それからわずか2か月後の年末ジャンボで1等・前後賞合わせて3億円が出ました」

 売り場は札幌市の中心部から少し離れた場所にある。冬は雪深く、天候によっては吹雪に見舞われることも多いという。

「この辺りは大学や高校が林立する学園都市のようになっていて、オープン当時はファミリー層が増えているところでした。2つの大型スーパーが開店し、人が集まるようになるのに合わせて売り場を作ったところ、いきなりの高額当せん。その後も、2019年のバレンタインジャンボで1等・前後賞合わせて3億円。今回の当せんで、累計10億円を達成しました」(黒岡さん)

 売り場販売員の今西夕起子さんが続ける。

「6月に売り場を建て替えたタイミングで、高額当せんのお知らせを聞きました。最初の大当たりはオープン直後でしたから、節目節目でビッグチャンスをものにする売り場なんです。建て替えのフレッシュな運気はまだ残っていますから、サマーも期待できますよ」