約70億円で落札 「ステゴサウルスの化石」 化石では史上最高額

AI要約

アメリカでオークションにかけられた1億6100万年前のステゴサウルスの化石が史上最高額で落札され、日本円で約70億円になる。

化石は2022年にコロラド州で発見され、高さ3.4メートル、全長6.1メートルで、最大かつ最も完全なものとして評価された。

匿名のアメリカ人が落札し、化石を研究機関に貸し出す可能性もある。

約70億円で落札 「ステゴサウルスの化石」 化石では史上最高額

およそ1億6100万年前の恐竜の化石がアメリカでオークションにかけられ、日本円にしておよそ70億円で落札されました。化石としては史上最高額だということです。

競売大手「サザビーズ」のオークションにかけられたこの化石は、およそ1億6100万年前の草食恐竜・ステゴサウルスのものです。

2022年にアメリカ西部コロラド州で発見され、高さは3.4メートルで、全長は6.1メートル、オークション担当者によると「これまで発見されたステゴサウルスの中で最大かつ最も完全なもの」とされています。

サザビーズによりますと、予想落札価格は400万ドルから600万ドルでしたが、17日にニューヨークで行われたオークションの結果、4460万ドル、日本円にしておよそ70億円で落札されました。サザビーズは、オークションで落札された化石としては史上最高額だとしています。

落札者は匿名のアメリカ人で、化石をアメリカ国内の研究機関に貸し出すことを検討しているということです。