暑い夏にぴったり!甘さとシャリ感が最高の尾花沢すいか 安全と高値販売を出発式で祈願【山形発】

AI要約

尾花沢すいかの出荷が始まり、選果施設にはたくさんのスイカが運び込まれている。

出荷のスタートに合わせ出発式が行われ、作業の安全と販売の安定が祈願された。

尾花沢すいかには3種類の品種があり、それぞれ異なる特徴があるので食べ比べて楽しめる。

暑い夏にぴったり!甘さとシャリ感が最高の尾花沢すいか 安全と高値販売を出発式で祈願【山形発】

暑い夏に食べたくなる尾花沢すいかは抜群の甘さとシャリシャリとした食感が魅力だ。今シーズンの出荷が始まり、選果施設にはたくさんのスイカが運び込まれていた。

山形・尾花沢市にあるJAみちのく村山の東部すいか選果施設には、7月17日朝、次々と尾花沢すいかを積んだトラックが集結した。

1台に約250個、生産者の皆さんが丹精して育てた“自慢の夏の味覚”の出荷がいよいよ始まった。丸々と育った尾花沢すいか、大きいもので1つ12kgほどあるという。1つひとつ手で収穫し、積み込んで荷下ろししてということで重労働だ。

2023年は、出荷目前に暑さや、まとまった雨の影響で実が割れる被害があり出荷量が減った。JAみちのく村山によると、2024年は苗を植えた4月以降、天候に恵まれ生育は順調で、7月6日からの大雨でも目立った被害はなく、これまでのところ高い品質に仕上がっているという。

17日は出荷のスタートに合わせ出発式が行われた。

式では尾花沢すいかを作っている尾花沢市・村山市・大石田町の関係者などがシーズン中の作業の安全、高値での安定販売を祈願。あわせてテープカットをして出荷のスタートを祝った。

JAみちのく村山すいか生産部会・大山功部会長は「例年どおり甘みとシャリ、尾花沢すいかはシャリが命。大変おいしいスイカにできあがっている」と笑顔で話す。

17日は東京の大田市場に向けトラックが出発。尾花沢すいかの出荷は9月上旬まで続き、ピーク時は1つの選果施設で1日に5万玉も出荷されるという。

サクランボは佐藤錦や紅秀峰など、時期に合わせて品種を意識してを食べる。尾花沢すいかはブランド名であり、尾花沢すいかにも品種がある。『祭ばやし』『夏ごのみ』『羅皇ザ・スウィート』の3種類。

今の時期に出荷されていて、全体の7割~8割を占める『祭ばやし』。そして、8月5日ごろから出始める『夏ごのみ』。さらに、同じく8月から出荷される『羅皇ザ・スウィート』がある。『羅皇ザ・スウィート』の名前からすごく甘そうな品種。これは2024年から出荷される新たな品種だ。

JAや生産者に聞いたところ、この3品種はそれぞれ果肉の硬さ・甘さの質・シャリ感が少し違うという。この夏はぜひ尾花沢すいかの食べ比べをしてみてはいかかでしょうか!

(さくらんぼテレビ)