鳥取の「日南トマト」が出荷 玉太り良好、530トン

AI要約

鳥取県西部の特産品「日南トマト」は、出発式を迎えた。実の大きさを表す玉太りも例年以上であり、7月から11月末まで約530トンが地元および広島、岡山に出荷される。

出発式ではりんかという主力品種が紹介され、日南町の関係者が参加した。今年は気候条件が良く、大きなトマトが収穫された。

甘み、酸味、香りにも優れた今年の日南トマト。JA鳥取西部日南トマト生産部の岩田真也部長もおいしいトマトを食べてほしいと呼びかけている。

 鳥取県西部の特産品「日南トマト」の出発式が17日、同県日南町のJA施設で行われた。実の大きさを表す玉太りも例年以上の出来栄えで、7月から11月末まで地元のほか広島、岡山両県に約530トンが出荷される。

 出発式ではハウスで育てた主力品種の「りんか」が持ち込まれ、日南町の中村英明町長らがテープカットを行った。

 今年は春先から天候に恵まれ気温が高く、大玉とされる2L、3Lが大半を占めた。甘み、酸味、香りも申し分なく仕上がったという。

 JA鳥取西部日南トマト生産部の岩田真也部長は「天候に恵まれて素晴らしい出来になった。おいしいトマトをたくさん食べてほしい」と話した。