〔欧州株式〕まちまち=英0.21%高、独0.45%安(18日)
欧州株式市場は18日にまちまちだった。英FT100種平均株価指数は0.21%高、ドイツ株式主要40銘柄指数は0.45%安、フランスCAC40種指数は0.21%高だった。
英株は好調な企業業績に後押しされ、消費者関連株が寄与。一方、欧州株は半導体関連株の売りが株価押し上げ分を打ち消した。
FTSEでは好業績の小売り大手フレイザーズ・グループが上昇率トップ。一方、DAXでは総合電機大手シーメンスが安く、コメルツ銀行やダイムラー・トラックが買いが優勢だった。
【ロンドン時事】18日の欧州株式市場はまちまちだった。英FT100種平均株価指数(FTSE100)は前日終値比17.43ポイント(0.21%)高の8204.89で引けた。
ドイツ株式主要40銘柄指数(DAX)は0.45%安、フランスCAC40種指数は0.21%高、ストックス欧州600種指数は0.16%安だった。
英株は好調な企業業績に後押しされ、堅調に推移。エネルギー株と小売りなど消費者関連株が寄与した。欧州株では、企業の好決算による株価押し上げ分を半導体関連株の売りにより、打ち消された。
FTSEの構成銘柄では、好業績を発表した小売り大手フレイザーズ・グループが9.19%高と上昇率トップ。資産運用大手シュローダーが4.88%高、小売り大手JDスポーツ・ファッションが3.64%高と続いた。一方、産銅大手アントファガスタが4.93%安、投資会社メルローズ・インダストリーズが3.77%安と売られた。
DAXでは、総合電機大手シーメンスが4.42%安、エネルギー大手シーメンス・エナジーが2.32%安、業務用ソフトウエア大手SAPが1.46%安。この半面、コメルツ銀行は2.88%高、商用車大手ダイムラー・トラックが2.42%高と買いが優勢だった。