自動運転バスが運行開始 民間初「レベル4」で 鹿島など

AI要約

羽田イノベーションシティでレベル4に対応した自動運転バスの運行が始まった。

バスは約800メートルの区間を周回し、乗客は行き先を選んでボタンを押すことで自動運転が始まる。

当面は事故発生時の救護を考慮し、スタッフ1人が同乗するが、8月には一般客も乗車できるようになる予定。

自動運転バスが運行開始 民間初「レベル4」で 鹿島など

 特定の条件下で無人の自動運転が可能になる「レベル4」に対応した民間初のバスの運行が18日、羽田空港近くの複合施設「羽田イノベーションシティ」で始まった。

 約800メートルの区間を約7分間で1周する。将来的には羽田空港との間を結ぶルートの運行を目指す。

 大手ゼネコンの鹿島とソフトバンク子会社の「BOLDLY(ボードリー)」(東京)などが民間企業として初めてレベル4の車両運行許可を取得した。バスは11人乗りで最高時速は12キロ。乗客がディスプレーに表示された行き先を選び、ボタンを押すと発車する仕組みだ。

 レベル4では運転手が乗車する必要はないが、当面は事故発生時の救護などに備えてスタッフ1人が同乗する。8月以降、一般客も乗車できるようになる見通しだ。