スズキがカーボンニュートラル対応の取り組み発表 エネルギーの「極少化」目指す
AI要約
スズキはカーボンニュートラルの実現に向けた取り組みを17日に発表した。
製造時や走行時におけるエネルギーの極少化を目指す中、車体の安全を確保しつつ100kg軽量化した車体の開発に注力する。
さらに、次世代の車の開発「SDV」では、低価格で最適な装備を目指し、「SDVライト」を開発する方針を示した。
スズキが17日、カーボンニュートラルの実現に向けた取り組みを発表した。
生活に密着した軽自動車や小型車が中心の「スズキならでは」にしたいということで、製造時や走行時におけるエネルギーの「極少化」を目指している。
中でも車体については、安全を確保した上で100kg軽量化した車体の開発に取り組むとした。軽量化によって、より少ないエネルギーで走ることなどが期待される。
また「SDV」（=ソフトウェア・ディファインド・ビークル）と呼ばれる次世代の車の開発についても説明。搭載する機能を絞った「SDVライト」を開発し、低価格を実現したいと語った。
鈴木俊宏社長はSDVについて「オーバースペックをやる必要はない」とし、最適な装備で「ちょうどいい」を実現し、カーボンニュートラルを目指すと強調した。
