JALのA350-1000、ダラス毎日運航は8/29から 8月に5機体制

AI要約

日本航空はエアバスA350-1000型機を使った羽田-ダラス・フォートワース線の運航を再開し、週7往復のデイリー運航に拡大する。

機内の座席数やクラスの詳細、特徴について紹介。

年度内にA350-1000を13機導入し、他の路線への投入も計画している。

JALのA350-1000、ダラス毎日運航は8/29から 8月に5機体制

 日本航空(JAL/JL、9201)は、エアバスA350-1000型機による羽田-ダラス・フォートワース線の運航を、8月19日から27日まで隔日運航で再開し、29日から全便投入となる週7往復(1日1往復)のデイリー運航に拡大する。

 運航スケジュールは、ダラス行きJL12便が羽田を午前10時55分に出発し、現地時間同日午前8時40分着。羽田行きJL11便は午前11時5分にダラスを出発して、翌日午後2時40分に到着する。

 座席数は4クラス239席で、ファーストクラスとビジネスクラスはJAL初の個室タイプのシートを採用。ファーストが6席(1列1-1-1席)、ビジネスが54席(同1-2-1席)、プレミアムエコノミーが24席(同2-4-2席)、エコノミーが155席(同3-3-3席)で、プレエコはクラス初の電動リクライニングシートを採用し、後ろの席に背もたれが倒れない「フィックスド・バック構造」や4K対応の16インチモニター、フットレストなどが特徴となっている。

 長距離国際線の最新機材であるA350-1000は、今年1月24日に1路線目の羽田-ニューヨーク線へ就航。4月17日から2路線目の羽田-ダラス線への投入が隔日運航で始まったが、7月1日から8月18日までは従来のボーイング777-300ER型機での運航となっている。

 当初ダラス線は、10月26日までの夏ダイヤ期間中は隔日運航を予定していたが、5月にデイリー運航の前倒しを発表。5月15日時点では、デイリー化は8月15日から予定していたが、機材繰りなどで29日になったとみられる。

 JALはA350-1000を置き換え対象の777-300ERと同じ13機導入する計画で、8月中に5機体制、今年度内に8機体制を目指す。3路線目の羽田-ロンドン線は年度内に投入を計画している。