「F1技術の成果」レッドブルが市販ハイパーカー『RB17』発表…900kgのボディに1200馬力V10搭載

AI要約

Oracle Red Bull Racingは新型ハイパーカー『RB17』を発表。

RB17は20年のF1技術革新の成果を凝縮し、1200hp以上の出力を誇る。

RB17は50台しか販売されず、オーダーメイド仕様で購入者はRed Bullファミリーに迎えられる。

「F1技術の成果」レッドブルが市販ハイパーカー『RB17』発表…900kgのボディに1200馬力V10搭載

Oracle Red Bull Racingは7月12日、「グッドウッド・フェスティバル・オブ・スピード2024」において、新型ハイパーカー『RB17』を発表した。

RB17はエイドリアン・ニューウェイとRed Bull Advanced Technologiesによって設計された。Oracle Red Bull Racingがこれまでに獲得した6回のコンストラクターズタイトルに基づく20年のF1技術革新の成果になるという。RB17は2シーターのカーボンファイバーモノコックシャシーを採用し、自然吸気のV10エンジンを搭載している。このエンジンは1万5000rpmまで回る。

パワーはカーボンファイバー製のギアボックスを通じて後輪に伝達される。重量は900kg以下で、1200hp以上の出力を誇るRB17は、F1に匹敵するラップタイムと最高速度350km/hを超える性能を可能にする。

RB17の設計から製造、納品までの全プロセスはRed Bull Advanced Technologiesが担当しており、販売されるのは50台のみ。RB17の購入者はRed Bullファミリーの一員として迎えられ、世界有数のサーキットでのトラックイベントに参加する機会が設けられる。

さらに、ドライバーのニーズに合わせた車両のカスタマイズやドライバー開発プログラムも含まれている。RB17は完全にオーダーメイドで、外装の塗装色から内装の素材、細部に至るまで顧客が指定できる。