富士通AIで生産ラインの異常を検知 損失の算出や改善策も提案

AI要約

富士通が開発したAI=人工知能を製造業に活用する新システムが公開。AIが骨格の動きを観察し異常を警告。損失も自動で割り出し改善策提案。

AIが生産ラインの異常を検知し、赤く知らせてくれる。損失の算出や生産工程の改善策も提案。

製造業における全自動化が難しい分野でAIと人の共存にビジネスチャンスがあると富士通が述べる。

富士通AIで生産ラインの異常を検知 損失の算出や改善策も提案

急速に普及が進むAI=人工知能を製造業の現場で活用する新たなシステムが公開されました。

富士通が開発したのは、AI=人工知能が人間の骨格の動きなどを観察し、手順にない動作には警告を出すというシステムです。

記者

「こちらは生産ラインをもした、デモンストレーションです。異常な動作をすると、AIが検知して赤く知らせてくれます。さらに、損失についても算出して表示してくれます」

AIは、ミスで無駄になったものや生産ラインの停止時間などから損失も自動で割り出し、過去の記録と照合して生産工程の改善策なども提案してくれます。

富士通は「製造業では、まだまだ全自動化できない分野があり、AIと人との共存にビジネスチャンスがある」としています。