変幻自在 老舗企業の挑戦 ランドセル製造卸の村瀬鞄行 量販店向けから覚悟の撤退 「売り上げ1億円減っても」直売店設け小売りにかじ        

AI要約

村瀬鞄行は1957年創業し、量販店向けから撤退して直売店を設ける道を選択した

当時の強い問屋の影響に苦しんだが、売り上げよりも自社の方針を優先した

その結果、村瀬鞄行は今日まで続く成功の道を切り開いた

変幻自在 老舗企業の挑戦 ランドセル製造卸の村瀬鞄行 量販店向けから覚悟の撤退 「売り上げ1億円減っても」直売店設け小売りにかじ        

 ランドセル製造卸の村瀬鞄行(かばんこう)(本社名古屋市中村区黄金通4の10、林州代(くによ)社長、電話052・452・1112)は1957年創業。量販店との間に立つ問屋の権力が強かった時代、無理な注文に悩まされたが、「売り上げが1億円減っても良い」と量販店向けから撤退した。一方で直売店を設けて小売りに手を広げ、今日につながる道を作ってきた。