YouTube Music、AIがラジオ局をつくってくれる機能をさりげなくテスト中

AI要約

YouTubeのツールがAIを使ってカスタムラジオ局をつくってくれることをRedditユーザーが発見しました。YouTubeは公式には認めていないようですが、テスト中の限られたユーザーには既に利用可能なようです。

ユーザーはテキストまたは音声で音楽のリクエストをすることができ、AIがそれに基づいてカスタムラジオ局を作成します。この機能はSpotifyのAI DJやPlaylistAIに似ていますが、まだ利便性や精度は不明です。

kater_proは無料会員か有料会員かは不明ですが、以前のAI YouTubeの機能は有料だったことから、この機能も有料かもしれません。

YouTube Music、AIがラジオ局をつくってくれる機能をさりげなくテスト中

YouTubeのツールがAIを使ってカスタムラジオ局をつくってくれることを、Redditユーザーが見つけました。

YouTubeはこの機能について公言していませんが、Redditorのアカウント「kater_pro」によれば、YouTube Musicアプリを閲覧中に偶然この機能を発見したのだそう。

この機能は、まだ限られたユーザーのみでテスト中のように見えます。これは、kater_proのスクリーンショットで目立つ 「Experiment(実験)」タグによって裏付けられています。

kater_proによると、この機能を有効にすると、「Ask for music any way you like」と書かれた小さなテキストボックスがユーザーの画面にポップアップ表示されます。彼らはこのボックスに 「クィア・ヒップホップ・ビート(queer hip hop beats)」とリクエストしました。

このラジオ局の説明には、「心からの韻と流れ、ヒップホップ芸術におけるクィアの誇りを讃える」と書かれていました。ちょっとぎこちない言い方ですが…。

インターフェースの下部には小さなチャットボックスがあり、その上にいくつかの候補が表示されます。「アップビート・ポップ・アンセム 」から「モスクワのロックシーン」まで、何でも検索できるようになっています。

ユーザーは文字を打ち込むか、音声で応答することができます。

この機能は、Spotifyの既存の「AI DJ」や、PlaylistAIと呼ばれるSpotifyとApple Music用のサードパーティ製アプリに似ています。

ChatGPTからプレーンテキストで推奨されるよりも、AIに音楽作成を手伝ってもらう方が便利な方法です。しかし、Discover Weeklyのような標準的なレコメンド機能よりも優れているかどうかはまだわかりません。

Kater_proは、彼らが有料会員であるかどうかを明記していないため、この機能が有料かどうかは不明です(以前のAI YouTubeの機能ではそうでしたが)。

Source: Mashable