38万円の軽バンで日本一周 カップルYouTuberの日常に驚嘆「凄い体験」
キャンピングカー仕様に改造した軽自動車で日本一周旅をするカップルYouTuberの「軽バン生活」が、車内で料理を披露。
旅の途中で手に入れた葉物野菜を使い、狭いスペースであんかけ焼きそばを作る様子を収録。
視聴者からは編集・映像の綺麗さや料理の美味しそうさに対する称賛が寄せられている。
キャンピングカー仕様に改造した38万円の軽自動車で日本一周の旅をするカップルYouTubeチャンネル「軽バン生活」が車内で料理をする様子を公開した。
「軽バン生活」は、あかねとはやとによる登録者38万人超のカップルYouTuber。2020年12月の活動開始以来、キャンピングカー仕様にカスタムした38万円の軽自動車で車中泊をしながら日本一周旅を続けている。
2024年7月7日に公開した「コンパクトな日常。東北を堪能する宮城編3日間。」と題した動画では、宮城県を訪問。標高1670mに位置するエメラルドグリーンの美しい火山湖「蔵王の御釜」を見物した後、昼食を取りに立ち寄った蕎麦屋の軒先に、カゴに入った数種の葉物野菜があるのを発見した。
あかねが店員に「お外のお野菜って売ってるんですか？」と尋ねたところ、これらの作物は自家栽培したもので、なんと来客全員にお土産としてプレゼントしているという。2人がもらったのはチンゲン菜と小松菜。思わぬ収穫に「今日の晩御飯でいただこう」と胸躍らせながら車を走らせる。
その後、塩釜市へ到着した頃には外は真っ暗。この日は先へ進むのを打ち止めにし、車中泊および夕飯の準備を開始することにした。キャンプ用に魔改造したとはいえ軽自動車は軽自動車。料理をするにはいかにも手狭そうに見える。しかし、3年半にわたってこの車を居住空間とする2人は床下に組み込んだ小型冷蔵庫から食材を取り出し、それらをテーブル代わりとなる木の板の上に器用に並べていく。もちろんそこには、お店からもらったチンゲン菜と小松菜も置かれていた。
「今日はいただいたお野菜であんかけ焼きそばを作っていきます」とあかね。車内には洗面台と調理場からなる超小型のキッチンも搭載されており、そこで、はやとが野菜類を水洗いして丁寧に包丁で切る一方、あかねはフライパンで麺を熱していく。そこからこのカット野菜含む具材をとろみが出るまで炒めて、麺の上にかければあんかけ焼きそばの完成だ。限られたスペースと機材をうまく活用しておいしそうな料理を作るあたりに、3年半にわたって車中泊旅を続けているからこそ身に付いた知恵と工夫を感じさせる。
今回の動画に対して、視聴者からは「とにかく映像が綺麗、編集が最高、狭い室内での料理が凄い」「栄養満点あんかけ焼きそば美味しそう」「凄い体験～」などの声が寄せられている。
今後も、ミニマムな暮らしの究極ともいえるライフハックを発信する「軽バン生活」がどんな“コンパクトな日常”を伝えてくれるのか、引き続き注目していきたい。
