劇症型溶連菌で妊産婦5人死亡 患者が急増中

AI要約

劇症型溶血性レンサ球菌感染症の患者数が急増しており、致死率が高いことが懸念されている。

5人の妊産婦が感染症で亡くなっており、2023年7月から2024年3月までに1144人の患者が報告されている。

感染症の初期症状はのどの痛みや倦怠感だが、急速に進行する特徴がある。

劇症型溶連菌で妊産婦5人死亡 患者が急増中

 致死率が3割とされる「劇症型溶血性レンサ球菌感染症」の患者数が急増する中、5人の妊産婦が亡くなっていたことがわかりました。

 日本産婦人科医会によりますと、新型コロナが5類に移行して以降の2023年7月~2024年3月までに、5人の妊産婦が「劇症型溶血性レンサ球菌感染症」で死亡しました。国立感染症研究所によりますと、今年のこれまでの患者数は1144人で、最多だった去年1年間の941人をすでに大きく上回っています。

「劇症型溶血性レンサ球菌感染症」の初期症状はのどの痛みや倦怠感などですが、病状が急激に進行するのが特徴です。(ANNニュース)