夏休みの学童保育に弁当配送…オイシックス、保護者の負担軽減へ傘下500施設で

AI要約

オイシックス・ラ・大地が学童保育施設向けの弁当配送サービスを開始する。夏休み期間中、保護者の負担軽減を目指す。

オイシックスはシダックスを子会社化し、約500施設を対象に弁当を提供。保護者はスマートフォンで注文可能。

共働きやひとり親の世帯の負担が大きいとの声に応え、自治体や外食大手も学童保育への弁当配送を行っている。

 食品宅配大手オイシックス・ラ・大地は22日から、傘下の学童保育施設への弁当配送サービスを始める。8月31日まで、税込みで1食580円(予定)で提供する。夏休み期間中、学童保育に通う児童の保護者の負担軽減につなげる。

 オイシックスは1月、学童保育を運営しているシダックスを子会社化した。国内に1000か所以上あり、このうち約500施設が対象。保護者が前日までにスマートフォンで注文する。弁当はハンバーグや魚料理など8種類から選べる。

 長期休暇中に子どもが学童保育に通う場合、通常は各家庭で弁当を用意する必要がある。共働きやひとり親の世帯の負担が重いという声は多く、自治体が業者と提携する動きも出ている。

 横浜市は今夏から、複数の給食事業者などに委託する形で学童保育への弁当配送を始める。外食大手ワタミも千葉県内の複数自治体と提携して弁当を配送している。