マスク氏のX、EUデジタルサービス法に違反=欧州委員
欧州連合(EU)欧州委員会は、イーロン・マスク氏が所有するXがEUのデジタルサービス法(DSA)に違反したとして、罰金の支払いとプラットフォームの変更を要求する可能性を示唆した。
ブルトン委員は、Xがユーザーを欺き、DSAに違反しているとの見解を示し、反論権があるものの、確認されれば大幅な変更を要求すると述べた。
現時点では予備的見解であり、Xは対応が求められる可能性がある。今後の動向に注目が集まっている。
[ブリュッセル 12日 ロイター] - 欧州連合(EU)欧州委員会のブルトン委員(域内市場担当)は12日、実業家イーロン・マスク氏が所有する短文投稿サイトのX(旧ツイッター)が違法コンテンツへの対応を義務付けるEUのデジタルサービス法(DSA)に違反したと表明、罰金の支払いとプラットフォームの変更を要求する可能性があるとXに投稿した。
「Xに関するわれわれの予備的見解は以下の通りだ。Xはユーザーを欺き、DSAに違反している。Xには反論する権利があるが、われわれの見解が確認されれば、罰金を科し大幅な変更を要求することになる」と述べた。