ブラックロックの次世代リーダー育成に取り組む-フィンクCEO

AI要約

米資産運用会社ブラックロックのCEO、ラリー・フィンク氏は次世代リーダーの育成に取り組み、自身の退任について言及。

フィンク氏はブロックやタックルしない姿勢を示し、次の世代が準備できた時に退任する意向を表明。

一方、バイデン大統領の引退については個人的判断とし、役割や家族の重要性を指摘。

ブラックロックの次世代リーダー育成に取り組む-フィンクCEO

(ブルームバーグ):  米資産運用会社ブラックロックのラリー・フィンク最高経営責任者(CEO)は10日、同社の次世代リーダーの育成に取り組んでおり、自身が邪魔をするつもりはないと表明した。

ニュースサイトのアクシオスがワシントンで開催した引退に関するイベントで、フィンク氏(71)は「私は居座ってブロックやタックルをするような存在にはなりたくない」とした上で、「次の世代の準備が整ったと確信した時に、私は外れる」と語った。

また「CEOから外れるかもしれないし、会長として残るかもしれない」とし、「自分の会社の創業者として次の世代に経営を任せることに私は熱心だ」と述べた。

一方、6月27日の討論会で精彩を欠き大統領選からの撤退を求める声が民主党内で高まっているバイデン米大統領が引退についてどう考えるべきかとの質問に対しては、 「個人的な判断」だと発言。「彼はそれについて考えなければならない」とし、「彼と家族、彼の役割と仕事にとって重要だ」と指摘した。

原題:Larry Fink Works to Prepare Next Generation of BlackRock Leaders(抜粋)

--取材協力:Erin Fuchs.

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