【万博】10ｍ『鋼材』落下の中国パビリオン 原因は『吊り具』の損傷と判明 安全性確認され工事再開へ
AI要約
万博会場の夢洲で中国パビリオンの工事中に資材が落下し、一時中止されていたが、再発防止策の提出を受けて工事が再開されることになった。
施工業者が作業中に鋼鉄の資材が落下する事故が発生し、安全性が確認できるまで工事を中止していた。
事故の原因は吊り具の損傷であり、施工業者から再発防止策が提出され、安全性が確認されたため工事が再開される。
今月5日、万博会場となる夢洲で工事中に資材が落下し、建設を一時中止していた中国パビリオンについて、博覧会協会が施工業者からの再発防止策の提出を受けて、工事の再開を認めました。
5日正午ごろ、大阪・関西万博の会場となる夢洲の中国パビリオンの工事現場で、施工業者が荷上げ作業中に長さ約10ートルの鋼鉄で作られた建設資材を搬入車両から地面に落下させる事故がありました。
ケガ人はいませんでしたが、博覧会協会は、施工業者に対して、再発防止策の提出を求めるとともに、工事現場の安全性が確認できるまで中国パビリオンの建設工事を中止するよう求めていました。
博覧会協会によると、事故の原因は資材を運搬するための吊り具の損傷だったということです。
事故を受けて施工業者は9日、博覧会協に対し、吊り具の設備の改善や安全管理の再徹底などの再発防止策を提出。
博覧会協会は、工事の安全性が確認されたとして、工事停止の解除を通知したということです。
これを受けて中国パビリオンの建設工事は10日から再開されます。
