日立、構造ふぞろい試料の磁場観察手法を開発

AI要約

日立製作所は、構造や組成がふぞろいな試料の原子が帯びる磁場を、原子層レベルで観察する手法を開発したと発表した。

この新しい手法により、物質の構造と磁場の関係を調べることが可能となり、電動化で用いる高性能磁石や省エネデバイスの開発が加速する見込みだ。

 日立製作所 <6501> は4日、構造や組成がふぞろいな試料の原子が帯びる磁場を、原子層レベルで観察する手法を開発したと発表した。物質の構造と磁場の関係を調べられるようになるため、電動化で用いる高性能磁石や省エネデバイスの開発の加速が期待できるという。