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EU、中国製EVに計画通り追加関税賦課へ-5日から適用
欧州連合(EU)は中国製の電気自動車(EV)に追加関税を暫定的に賦課する計画を進める。暫定税率は最高48%に達し、中国との貿易摩擦激化が懸念される。
EUは調査に基づき、中国政府の補助金による不当な競争に対処するため、既存の10%関税に加えて暫定税率を設定。複数の中国メーカーに対して異なる割合での追加課税が予定されている。
調査に協力したメーカーには低い追加課税が課せられる一方、調査に非協力的だったメーカーにはより高い税率の追加課税が適用される。
(ブルームバーグ): 欧州連合(EU)は中国製の電気自動車(EV)に追加関税を暫定的に賦課する計画を進める。中国製EVに適用される暫定税率は最高48%にもなり、中国との貿易摩擦が高まる公算が大きい。
EUは4日の発表文で、暫定税率は中国政府の補助金に対する調査に基づくと説明。既存の10%の関税に加え、サンプル調査の対象となった中国メーカー3社では英国発祥のブランド「MG」を保有する上海汽車(SAICモーター)に37.6%、スウェーデンのボルボ・カーを傘下に持つ吉利汽車に19.9%、比亜迪(BYD)には17.4%がそれぞれ上乗せされる。
調査に協力したがサンプル調査の対象とはならなかったメーカーには加重平均で20.8%、調査に非協力的だったメーカーには37.6%の追加課税が課せられる。
原題:EU Moves Ahead With Provisional Tariffs on EV Imports From China(抜粋)
--取材協力:ジェームズ・メーガ.
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