酷暑対策に「ファン付きベスト」 1万人超のスタッフ対象に初導入 ANAグループ

AI要約

ANAグループは、今年から暑さ対策として「ファン付きベスト」の導入を始めました。約50の空港で導入され、1万600人のスタッフが対象となります。

整備士の男性が密閉度の高いベストでファンの効果を実感しており、働きやすい環境が整備されています。

航空業界の人手不足にも関わらず、航空需要が増える中、ANAグループは社員の環境整備に力を入れています。

酷暑対策に「ファン付きベスト」 1万人超のスタッフ対象に初導入 ANAグループ

 ANAグループは現場で働くスタッフが暑さの中でも快適に働けるようにするため、今年から「ファン付きベスト」の導入を始めました。

    

 ANAグループが今年6月から暑さ対策として初めて導入したのは「ファン付き」ベストです。国内にある約50の空港で導入され、地上での支援作業を行うグランドハンドリングスタッフや整備士、合わせて1万600人が対象です。

 整備士の男性は「ベストの密閉度が高いので、ファンの効果を発揮できるのが印象的」と話しました。

 航空業界では、コロナ禍で採用を縮小したことなどで人手不足が深刻化していますが、インバウンドなどで航空需要は増えていくとみられます。ANAグループは「社員がより一層働きやすい環境を整えていく」としています。(ANNニュース)