関東の「新たな高速道路PA」全貌明らかに トラックも嬉しい建設中区間で唯一の休憩施設

AI要約

国土交通省 常総国道事務所は2024年6月28日、第6回となる「東関道水戸線(潮来~鉾田)事業連絡調整会議」を開催し、行方PAの進捗状況が共有された。

東関東道の未開通区間である潮来IC~鉾田IC間30.9kmの建設が進行中で、行方PAは麻生IC-北浦IC間に位置し、37台の駐車場が整備される予定。

行方PAには道の駅が併設され、地域振興施設として活用される見込みで、2025-26年度の開通が予定されている。

関東の「新たな高速道路PA」全貌明らかに トラックも嬉しい建設中区間で唯一の休憩施設

  国土交通省 常総国道事務所は2024年6月28日、第6回となる「東関道水戸線(潮来~鉾田)事業連絡調整会議」を開催。このなかで、当該区間唯一の休憩施設となる行方(なめがた)PA(仮称)の進捗について関係者間で共有が図られました。

 東関東道はもともと千葉から太平洋側をつなぎ、北関東道の茨城町JCTまでを結ぶ計画で、未開通区間である潮来IC~鉾田IC間30.9kmの建設が進んでいます。このうち、行方PAは麻生IC-北浦IC間にできます。今回はその規模も明らかになりました。

 当該区間の予測交通量から必要な駐車台数が割り出された結果、上り線・下り線ともに駐車場は37台(乗用車12、大型車25)ずつで、大型車マスが乗用車の倍以上という規模に。駐車場のほかトイレなどが整備される見込みです。

 また、このPAは地域活性化の場として活用できるよう、「地域振興施設」=道の駅が併設されます。詳細は決まっていないものの「農産物などの地域資源の有効活用などを予定」とされており、これが実質的にPAの商業施設を兼ねる可能性があります。

 潮来IC~鉾田IC間の開通予定は2025-26年度の予定。行方PAについては2024年1月から用地測量・調査が開始されており、順次、用地買収に着手していくといいます。