〔東京株式〕小幅高=TOPIX一時最高値(4日前場)☆差替

AI要約

日経平均株価の前場の取引は、前日比86円02銭高の4万0666円78銭と小幅高で終了した。寄り付き後は半導体関連株などがけん引し、東証株価指数が一時ザラバの史上最高値を更新した。しかし、利益確定の売りで上げ幅を縮小した。

52%の銘柄が値上がりし、値下がりは44%。業種別株価指数では非鉄金属、輸送用機器、海運業が上昇した一方、水産・農林業、その他製品、電機・ガス業が下落した。

米株市場の流れを受けた半導体関連株の上昇や自動車株への買いが広がり、東証株価指数は高値を更新したが、高値警戒感からもみ合う展開となっている。

 (前引け)【プライム】日経平均株価の前場の取引は、前日比86円02銭高の4万0666円78銭と小幅高で終了した。寄り付き後は半導体関連株などがけん引し、東証株価指数(TOPIX)が一時ザラバの史上最高値を更新。その後はもみ合いとなり徐々に利益確定の売りに押され上げ幅を縮小した。TOPIXは、10.63ポイント高の2882.81で終了した。

 52%の銘柄が値上がりし、値下がりは44%。出来高は8億2121万株、売買代金は2兆0979億円。

 業種別株価指数(33業種)は非鉄金属、輸送用機器、海運業などが上昇。下落は水産・農林業、その他製品、電機・ガス業など。

 【スタンダード】スタンダードTOP20は続伸。出来高は2億0848万株。

 【グロース】グロースCore、グロース250もともに値を上げた。

 (9時50分)米株市場の流れを受けた半導体関連株の上昇に加え、自動車株などにも買いが広がり東証株価指数(TOPIX)は1989年12月に付けたザラバの最高値2886.50を上回った。市場関係者は「上げの速度が速く、高値警戒感も出てくる」(大手証券)と話しており、高値更新後はもみ合う展開となっている。

 (寄り付き)前日までの買い優勢の流れを引き継ぎ、日経平均株価は上昇して始まった。米株市場で上昇した半導体株などに買いが入っている。日経平均は、前日比166円83銭高の4万0747円59銭で始まった。