〔東京株式〕高値圏で推移=利益確定売りも(3日後場中盤)

AI要約

日経平均株価は高値圏で推移し、半導体関連株の買いが続いている。後場では利益確定売りが出ている状況。

前場に上昇した半導体関連株が買われ続け、日経平均株価は前日比345円93銭高で始まる。業種別株価指数では海運業、機械、化学などが上昇している。

米主要株価指数が上昇した流れを受け、半導体関連株の買いが続いている。TOPIXは一時マイナス圏に転落する展開。

 (13時45分)日経平均株価は高値圏で推移。プライム市場では半数以上の銘柄が値上がりしている。一方、市場関係者は「米株先物が若干マイナスの中で上値追いになっている」(銀行系証券)と指摘し「後場からは海外投資家を含め、利益確定売りが出ている」(同)とみていた。

 (後場寄り)後場の日経平均株価は前日比345円93銭高の4万0420円62銭で始まるなど高値近辺でもみ合っている。前場に上昇した半導体関連株が引き続き買われている。

 (前引け)【プライム】米ハイテク株高の流れを受けて半導体関連株を中心に買いが入り、日経平均株価の午前の終値は前日比350円68銭高の4万0425円37銭で堅調。東証株価指数(TOPIX)は、5.76ポイント高の2862.38。

 58%の銘柄が値上がりし、値下がりは38%。出来高は8億4946万株、売買代金は2兆1935億円。

 業種別株価指数(33業種)は海運業、機械、化学などが上昇。下落は石油・石炭製品、保険業、鉱業など。

 【スタンダード】スタンダードTOP20は強含み。出来高は2億8136万株。

 【グロース】グロースCore、グロース250はともに上昇。

 (10時30分)朝方値を下げていたアドバンテス <6857> が上昇し、ファーストリテ <9983> も堅調に推移するなど値がさ株が買われ、日経平均株価は上げ幅を拡大している。一方、東証株価指数(TOPIX)は一時マイナス圏に転落。「TOPIXの上昇をけん引してきた銀行株やバリュー株の一角に利食いがでている」(国内証券)という。

 (寄り付き)米主要株価指数がそろって上昇した流れを引き継ぎ、値がさの半導体関連株の一角に買いが入っている。日経平均株価の始値は前日比151円14銭高の4万0225円83銭。