〔ロンドン外為〕円、161円台後半(3日正午)

AI要約

ロンドン外国為替市場で円相場が独歩安となり、1ドル=161円台後半に下落。

米長期金利の上昇により円が弱含み、日米金利差の拡大が円安を支える展開。

対ユーロや対ドル相場も円安・ドル高傾向が続いている。

 【ロンドン時事】3日午前のロンドン外国為替市場の円相場は、主要通貨で円の独歩安が鮮明になり、1ドル=161円台後半に下落した。正午現在は161円89~99銭と、前日午後4時(161円40~50銭)比49銭の円安・ドル高。

 円は、米長期金利の上昇につれて円が弱含んだ海外市場の流れを引き継いだ。2日のパウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長発言を背景に日米金利差は維持されるとの見方が膨らみ、円はじりじりと売られる展開。節目となる162円付近では底堅く推移した。

 対ユーロは1ユーロ=174円17~27銭(前日午後4時は173円38~48銭)と、79銭の円安・ユーロ高。ユーロの対ドル相場は1ユーロ=1.0753~0763ドル(同1.0738~0748ドル)。

 ポンドは1ポンド=1.2695~2705ドル(同1.2670~2680ドル)。スイス・フランは1ドル=0.9026~9036フラン(同0.9028~9038フラン)。